Match No.4 グループ E 6月1日 札 幌 20:30  入場者数:32,218
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ドイツ(GER) 8 0 サウジアラビア(KSA)
4 4 0 0
監督:ルディ・フェラー 監督:ナセル・アル・ジョハル
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基本布陣とメンバー 統 計 基本布陣とメンバー
26 シュート 3
14 枠内シュート 1
22 ファウル 11
10 コーナーキック 1
2 フリーキック 0
0 ペナルティキック 0
4 オフサイド 2
0 オウンゴール 0
2 イエローカード 1
0 レッドカード 0
53 ボールの支配率 47
31 実際の試合時間 28

先発選手
[ 1 ] オリバー・カーン (GK) (C)
[ 2 ] トーマス・リンケ
[ 5 ] カルステン・ラメロウ (-46')
[ 6 ] クリスチャン・ツィーゲ
[ 8 ] ディトマール・ハマン
[ 9 ] カルステン・ヤンカー (-67')
[11] ミロスラフ・クローゼ (-76')
[13] ミヒャエル・バラック
[19] ベルント・シュナイダー
[21] クリストフ・メツェルダー
[22] トルステン・フリンクス

交代選手
[ 7 ] オリバー・ノイビル (+76')
[16] イェンス・イェレミース (+46')
[20] オリバー・ビアホフ (-67')

ゴール ミロスラフ・クローゼ (GER) 20'
ミロスラフ・クローゼ (GER) 25'
ミヒャエル・バラック (GER) 40'
カルステン・ヤンカー (GER) 46'
ミロスラフ・クローゼ (GER) 70'
トーマス・リンケ (GER) 73'
オリバー・ビアホフ (GER) 84'
ベルント・シュナイダー (GER) 91'

先発選手
[ 1 ] モハメド・アル・ディアイエ (GK)
[ 3 ] レダー・タカル・ファッラータ
[ 4 ] アブドラ・ズブロマウィ (-46')
[ 8 ] モハメド・ヌール・ハウサーウィ
[ 9 ] サミー・アル・シャベル (C)
[12] アハマド・アル・ドサリ
[13] フセイン・ソレイマーニ
[16] カミス・アル・ドサリ (-46')
[17] ベルント・シュナイダー
[18] ナワーフ・アル・テミヤート (-46')
[20] アルハセン・アル・ヤーミ (-77')

交代選手
[ 7 ] イブラヒム・アル・シャハラーニ (+46')
[14] アブドラアジーズ・アル・ハスラーン (+46')
[15] アブドラ・アル・ドサリ (+77')

レフリー
アシスタント1
アシスタント2
4th

ウバルド・アキノ (PRA)
ミゲル・ジャコムッシ (PRA)
マイケル・ラグーナス (TRI)
レネ・オルトゥーベ (BOL)




7部からやってきた男。
 マイケル・オーウェンのブロマイドを持って散髪に行ったら、家に帰って鏡を見るのが楽しいに違いない。ところが、あなたの周りには必ずこういう人が存在する。「君って、オリバー・カーンみたい…」。ここで床屋の無力さを恨んではいけない。フットボールの解釈は人それぞれなのだ。この解釈の深さと幅が、時にあなたの人生を豊かにしてくれることもある。覚えておいた方がいい。というわけでこの試合、オリバー・カーンの出番はこれで終わりである。
 さて、98年フランス大会のワンダーボーイはイングランドから出現したが、今大会、ミロスラフ・クローゼはボーイというほど若くはない。…と名前を紹介したところで、8分のヤンカーのシュートはDFへのファウルでノーゴールとなった。で、ミーロと呼ばれる23歳の青年はバラウバッハ・ディーデルコップというローカルクラブで育った。今にして思えば、筋のいいストライカーであったに違いない。手許の時計で19分、バラックの左からのセンタリングに合わせてヘディングシュート。これが彼の才能を証明することになるW杯初ゴールである。再び、バラック。25分左サイドからの彼のセンタリングに軽く合わせて、2点目。クローゼお得意のサルト(前方宙返り)を披露。身長182cmのミーロが軽々とサルトをできるのは、母親のバーバラから授かった運動神経によるところが大きい(バーバラはハンドボールのポーランド代表もつとめた名選手であった)。そうこうするうちに、モヒカンの髪の毛を茶色とブロンドに染め分けたツイーゲが左サイドに回り込みセンタリング。小さな皇帝・バラックが頭で合わせて、ドイツ3点目。4点目は、センターサークル付近からバラックがやわらかいパスをフリンクスへ。フリンクスのくさびをクローゼがヒールパス、実は足には当てていなくてゴール前のヤンカーへスルーした格好。ヤンカーがきっちり決めて前半が終わる。
 ところでクローゼの代表デビューは、レバークーゼンで行われたW杯予選のアルバニア戦だった。72分にピッチに送り込まれたクローゼは、その16分後に追加点を挙げる。そして4日後に行われたギリシャ戦でも67分にノイビルに代わってピッチにはいると、ゴールを決めている。…おおっと、札幌ドーム。69分、シュナイダーの右サイドからの折り返しにヘディングしたのは、またもやクローゼ。初W杯・初試合で初ハットトリック達成! わずか2年前までは7部リーグでプレーしていたとは思えないこのゴールゲッターは、サルトなど披露せず5点目を静かに祝う。と、その4分後。ツイーゲのコーナーキックをリンケがニアですらすようにヘディング。6点目。84分、シュナイダーのタテパスにビアホフがゴールに向かって走りながらトーキック。何点目? 最後、91分にシュナイダーが決めて8点目。
 サウジアラビアの選手とサポーターのみなさん、この試合のことは忘れよう。

国際記録歴史学会(IFFHS)が行った投票で、20世紀のアジア最優秀GKに選ばれたのは、モハメド・アル・ディアイエ。

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